離婚体験談

第5話 届かぬ想い・・・ 仮面夫婦となってもなお深まりゆく溝


輝く未来に繋がるレール✨
夫婦円満行きの列車に乗ろう!


みなさんおはようございます!
バツイチアラフォーのてつおです。


私のプロフィールはこち















その思い、届いてないよ!






今日は、第5話。

仮面夫婦となってからも
夫婦の溝は深まっていく・・・
そんなお話です。


これまでのバックナンバーはこちら
↓↓↓

【第1話】 もういい!!! 妻と会話ができない男の終着駅

【第2話】 当てはまったら超危険!自分の趣味だけに没頭したバツイチアラフォーの末路

【第3話】 Xデー来る!夫婦関係についに亀裂が!?気づいてないのは旦那だけ?

【第4話】 仮面夫婦の実態を公開!頑張れば頑張るほど離れる夫婦の距離 





仮面夫婦になって数ヶ月。
私の仕事は繁忙期を迎えていました。



ただ、夫婦関係に亀裂が入ってからの
この数ヶ月間、

私自身は、自分を変えようと
頑張ってきた自負がありました。


妻はきっと、私の姿を
見てくれているに違いない

と、勝手に妄想したりしていました。




だから、繁忙期となり
毎日家に帰るのが23時前後となり
土曜出勤となりましたが、

何とか乗り越えられるだろう、
と私は思っていたんです。










あ~、今日も仕事頑張った!
ようやく家に帰れる・・・


23時も回ったころ、マンションに帰宅。

玄関の前についたとき、
ほのかに石鹸の香りがしてきます。


「妻は、今お風呂に入ってるんだろうなぁ」

そう思って玄関のドアを開けます。


ガチャ・・・


革靴を脱ぎ、
リビングへ向かう私。


当然、途中の脱衣所の扉は
固く閉ざされています。

静かな室内に、
シャワーの音が響いています。


リビングに入ると、
音のない寂しさから、
TVのスイッチを入れる私。


テーブルには、
妻が用意してくれた夕食が
置かれています。


ごはんとおかずをレンジで温め、
TVを見ながら、もくもくと食事。



しばらくすると、
妻がお風呂からあがり、
リビングに入ってきました。



「ごはん、いつもありがと」


よそよそしくお礼を言います。


すると、妻は、
私に目を合わすことなく
小さな声で「うん」とだけ
うなずきます。


そして、そのリビングには
私が存在しないかのように、

明日の用意をして、
そのまま寝室に向かう妻。


リビングには、TVの音だけが
響き渡ります。










今思えば、
むちゃくちゃ寂しい状態ですよね!

でも、当時はそれが普通だったんです…






ご飯を食べ終わると、
食器を洗って、
私もシャワーを浴びます。



うん、いい方向に向かってる・・・


シャワーを浴びてる間、
そう思うことでしか、
自分の気を紛らすことができません。



そしてその頃、
私は自分の日々の言動を見直すため、
ポケットノートに日々の日記を
つけていました。










その日記は、
今ではどこにいったか
わかりませんが、


「今日は、妻と少しだけ話をすることができた。
 とにかく話を聞く、ということをできるように
 なってきたから、妻の反応も昨日よりは
 よくなってきたのかもしれない。
 明日も、この調子で接するようにしよう」


多分、こんな感じで日記をつけてたような・・・

ちょっと、女々しいかな・・・




ところが、そんなある日、事件が起こります。



私がポケットノートに日記をつけていると、
妻が急に怒り出したんです。


「ねぇ、何記録とってんの?
 どうせまた・・・」


どうやら、妻は、離婚となった時に
私が自分に有利になるように、
日々の記録をとっている、
と思ったようです。


「いやいや、なんか誤解してる!
 これは自分の行動を変えるために、
 日々気づいたことを記録してるんだよ」


私が弁明するも、
妻は小さな声で

「勝手にすれば…」

と呟いたように聞こえました。



繁忙期の間、
時間的にも妻とすれ違い、

さらに、私がつけていた日記でも
誤解を招いてしまいました。




それでも妻は、
夕食の用意は日々してくれていて、

23時過ぎに帰宅し、ご飯を頂くときに、

「ごはん、いつもありがと」

とよそよそしく伝えるルーチンを
毎日行っていたのです。









約1か月ちょっとして、
私の仕事も少し落ち着き、

土曜出勤もなくなり、
20時すぎには家に帰れるように
なってきました。




あぁ、妻とのすれ違いの期間が
ようやく終わる・・・




早めに帰宅しはじめた私。


帰る前に、「何か食べに行く?」
と妻にLINE。


妻からは「なんでもいいです」

と文字だけの返信、しかも敬語。



家に帰り、妻に
「どこか食べに行こうよ」
と、半ば無理やり誘い、
外食に行きました。


その日はうどん屋さんに
行くことにしました。


「ごぼ天うどんと、わかめうどんを
 お願いします。」


注文の後、料理が届くまで、
無言の私達。








妻は、私と目を合わそうとせず、
スマホをいじっています。


私もスマホをいじるふりをしながら
料理が来るのを待ちます。



・ ・ ・



でも、でもねっ、
周りが気になるんですよ!



隣の家族連れは、
見るからに一家団欒といった感じで
幸せそう・・・


ちょっと先のカップルは、
今度の休みにどこに出かけるか、
楽しそうに話してる・・・



私達夫婦は、
お互い目も合わさず、
スマホを眺めてる。




あの夫婦なのかカップルなのか、
全然しゃべってないよね・・・

とか

顔が全く笑ってないよあの二人・・・

とか


そんな風に思われてそうで、
結構辛くなってきた私。

妻はどう思ってたんだろうなぁ。




家で食事をしていても、
外食をするにしても、

もう、私達夫婦は、会話をすることが
ほとんどない状態になっていきました。









そしてある日、妻のほうから、

「無理やり私に合わせなくていいよ、
 食事もお互い、好きな時に勝手にしたら
 いいんじゃない?」

と言ってきたのです。


私はすかさず、
「いやいやいや・・・」
と言いそうになりましたが、

まずは妻の意見を受け入れる、
という表現として

「そうだね、そうしてもいいかもね、
 ただ、たまには一緒に食事をしても
 いいんじゃない?」

と、よく意味の分からない返しを
しました。



妻 「そうだね、だけどお互い無理しなくて
  いいんじゃないかな?」

私 「無理とかそういう問題じゃなくって、
  なんとか関係をいい方向にもっていきた・・・」


語気強く、私の話を遮る妻

妻 「勝手にそんな風に言わないで。
   それは、あなたがそう思ってるだけでしょ?

私 「うん、まぁ、えっと、そうだけど・・・」




私は繁忙期も終わり、
妻と多くの時間を共有しようとしましたが、

私がそう思っていること自体、
妻からしたら、今更で身勝手な行動に
見えたようです。




第6話につづく・・・


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ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!



ふ~、思い出すだけで
胸がキューっとなってきます。


でも、とても辛かった経験が、
自分を変えるきっかけに・・・

そして、今の幸せにつながってる。



このブログには、
私の失敗談をたくさん記事にしています。

反面教師として、
きっと参考になると筈!?ですので(笑)、
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