離婚体験談

第6話 ついに告白!?実は俺、妻とうまくいってないんだ…


輝く未来に繋がるレール✨
夫婦円満行きの列車に乗ろう!


みなさんおはようございます!
バツイチアラフォーのてつおです。


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ちょっと聞いてよ、
実は俺、妻とうまくいってないんだ・・・







今日は、第6話。



仮面夫婦となり、
早半年が経過しようとしている時の
お話です。


これまでのバックナンバーはこちら
↓↓↓

【第1話】 もういい!!! 妻と会話ができない男の終着駅

【第2話】 当てはまったら超危険!自分の趣味だけに没頭したバツイチアラフォーの末路

【第3話】 Xデー来る!夫婦関係についに亀裂が!?気づいてないのは旦那だけ?

【第4話】 仮面夫婦の実態を公開!頑張れば頑張るほど離れる夫婦の距離

【第5話】 届かぬ想い・・・ 仮面夫婦となってもなお深まりゆく溝




この半年間、
夫婦関係がうまくいってないことが
みんなにバレるのが嫌で、

サラリーマンよろしく
職場の人にはもちろん、

友人両親含め、このことは
一切伝えていませんでした。






季節が秋を迎え、
肌寒くなってきたころ、
久しぶりに親友宅に
お呼ばれすることになりました。


その親友とは、
家族ぐるみの付き合いをしていて、
妻も面識があったんです。




私 「親友が久しぶりに遊びにこないって
   いってるけど、お前も一緒行く?」

  注)妻のことは、もちろん名前で呼んでいましたが、
    文書の流れから、「お前」と表現しています。



妻 「私はいいかな・・・」


私 「そっか、そうだよね・・・」



妻と一緒に親友に会えば、
もしかしたら、
氷のように固まってしまった妻の心を
少しでも溶かせるかもしれない・・・

そんな淡い期待は、
一瞬で打ち消されることになりました。



それと同時に、
私の中で、ある不安が出てきたんです。


私が一人で親友宅に行くことを
親友にどうやって伝えようか?

と、気になってきたんです。



妻はちょっと体調が悪くってさぁ~

その日、ちょうど用事があるみたいで・・・


結局、親友に何と言い訳したか
正確には覚えていませんが、
私一人でお呼ばれすることにしました。









親友は、今他県に住んでいるので、
あえて新幹線は使わず、
私好みの、鈍行列車に乗っていきました。

鉄道大好きてっちゃん以外には、
理解しがたいでしょうが・・・




私が親友宅の最寄り駅についたのは、
夕方17:00時頃。

親友には、最寄り駅まで
迎えに来てもらうことにしていました。



外の景色も、薄暗くなってくる時間帯です。
そして、秋ということもあり、少し肌寒い。


「んー、冷えるなぁ~」
「夫婦関係も冷えてるしなぁ~」


私は心の中で、
何とも自虐的な独り言をつぶやきました。



そのとき、親友の車が見えてきました。


親友 「おう、てっちゃん、
    久しぶりやね!」

私 「お、おぉ~、久しぶりだね、
   元気してた~?」


私は何事もなかったかのように、
親友との再会を喜び笑顔で話をします。



そして、親友宅につくと、
親友の奥さんも出迎えてくれました。


親友奥さん 「わぁ~、お久しぶりですね!」

私 「久しぶりだね!元気そうでなにより!」

親友奥さん 「今日は、奥さんご都合つかなくて
       残念でしたね!」

私 「あ、あぁ、そうだね、
   本人も残念がってたよ」


親友の奥さんに、妻のことを言われ、
とっさに言い訳みたいな会話を返す私。


ちょっとバツの悪い感じに
なっちゃいました。



しばらくすると、親友の奥さんが
手料理を振舞ってくれてました。

そして、親友との宅飲み開始!


私たちは学生時代からのつきあいで、
その頃の思い出話に花が咲きます!








あぁ、久しぶりにこんなにリラックスして
誰かと話をしたなぁ~

なんだか、しんみりしてきました。



お互いの近況や仕事のことを手始めに、
職場のグチを肴に、話がはずみます。



そして、ふと親友が話を振ってきました。

親友 「てっちゃん、嫁さん元気してる?」


そう振られたとき、
私は、ほんとに、ごく一瞬、
どうしようか迷いました。


私 「ちょっと聞いてよ、
   実は俺、妻とうまくいってないんだ・・・」


・ ・ ・


とは言えませんでした…




私 「うん、元気してるよ!
   今日もほんと、久しぶりに
   会いたいって言ってたんだけど、
   タイミングがあわなくてさぁ・・・」


親友 「前会ってから、どれくらい経つんやろ?
    今度は年末年始に、嫁さんもいっしょに
    会えたらいいよね!」


私 「うん、ほんとそう思う!
   でも、今から年末って、気が早いね!」


親友 「そうだけど、結構時間たつの早いもんね!
    てっちゃんと会ったのも、いつぶりかいな?」


私 「確かに!前会ったのって、半年以上前よね!」


親友 「だねぇ!でも、そんなに会ってないって
    気がしないよね!」


私 「ほんとそう!
   俺らぜんぜん変わらないよね!」



そうやって、夜が更けていきました。



私はその日、親友宅にお泊りさせてもらい、
翌日、親友一家と私で、ドライブに行きました。









久しぶりに、こんな感じで出かけたなぁ・・・


途中立ち寄ったお土産屋さんで、
妻へのお土産として、
特産チーズケーキと特産おかきを
買いました。


そして夕方、
親友が駅まで送ってくれて、


親友 「久しぶりに楽しかったね!
    また遊びおいで!」

私 「うん、ありがと!
   嫁さんにもよろしくいっといてね!」

親友 「おう!じゃあ、またね!」

私 「うん、またね!」



帰りも例のごとく、
鈍行列車に揺られる私。




親友に相談しようとしたけど、
できなかったな・・・

あの時、打ち明けるチャンスだったけど、
結局言えなかった・・・

誰か、助けてほしい・・・
でも、誰にも言えない・・・



今日帰ってから、お土産を渡したら、
妻は喜んでくれるだろうか・・・

親友の話をしたら、
少しうちとけてくれたりして・・・


私の中に、
よくわからない希望が出てきました。









そして、考え事をしてたら、
自宅最寄り駅についていました。


電車を降りると、自宅へと歩き始める私。
なんだか足取りが重くなってきました。


妻は今、何してるんだろうか?
帰ってからの第一声、なんて言おうかな?


私の頭の中では、
ぐるぐると思考がめぐっていました。



ガチャ・・・

自宅のドアを開けると、
部屋には明かりがついていました。

妻は家にいる!


リビングの扉を開けると、
TVのついた部屋で、
妻はスマホを眺めていました。


私 「ただいま!」

妻 「おかえり・・・」

目をあわせず、妻が返事をします。


私 「親友夫婦、相変わらず
   元気そうだったよ!」


妻 「うん・・・」

沈黙がつづきます。



沈黙に耐えかねるように、
私が口を開きます。


私 「それと、お土産買ってきたから、
   よかったら食べてね。」


妻 「チーズケーキ・・・。
   ありがと、あとでいただくね・・・」


妻は私のお土産を開封した後、
冷蔵庫に入れました。



私はこのとき、少しだけですが
妻と会話ができて、
「よかったぁ~」と思いました。



と同時に、現実問題、状況としては
全く変わっていませんでした。


この状態がいつまで続くのだろう・・・

ほんとに妻の気持ちを
取り戻すことができるんだろうか・・・


出口の見えない状況に、
絶望感も出てきたのを覚えています。













第7話につづく・・・


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ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!



ふ~、思い出すだけで
胸がキューっとなってきます。


でも、とても辛かった経験が、
自分を変えるきっかけに・・・

そして、今の幸せにつながってる。



このブログには、
私の失敗談をたくさん記事にしています。

反面教師として、
きっと参考になると筈!?ですので(笑)、
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