離婚体験談

第11話 妻と別居する予定から一転、奇跡が起きました


輝く未来に繋がるレール✨
夫婦円満行きの列車に乗ろう!


みなさんこんばんは!
バツイチアラフォーのてつおです。


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離婚体験談、第11話。



数話で終わるつもりが、
結構長い事書いてしまいました(;´∀`)

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いざ別居する、となったら
少しだけ打ち解けてきた私たち夫婦。

一緒にいなければならない、
という執着を手放したからなのかな・・・。




その時、せっかく妻と
こんなに話せるようになったから、

このタイミングで、今後のことを
妻と話そうと思いました。





私 「今後だけど、
   それぞれ一人になって、
   いろいろ思うところが
   出てくると思う。

   もし、やっぱり二人がいい
   ってなったら嬉しいけど、
   いきなりはならんやろうね。」


妻 「そうね、
   いきなりは無理やろうね〜…
   どうなるかわかんないし」


私 「そうだよね〜、
   どうなるかは一人になってみないと
   わかんないもんね〜」



その時、別居するために
妻が契約する予定の書類が目につき、


私 「今度住むところって、
   環境は大丈夫?」


妻 「そうねぇ、
   一応、スーパーとかは
   近くにあるけどね・・・」


私 「契約前に、もう一回、
   見に行ってみる?」


妻 「そうね、もう一回、
   確認しておこっかな」



別居の話が出るまで、
ほとんど会話がなかった私たちですが、
この時は自然体で話をしていました。


そして、妻が新たに住む予定の
マンションについて、
二人でもう一度下見にいきました。
















11月に入り、肌寒くなってきた
夕方前の少し薄暗くなる時間帯。


妻の新居予定のマンション前に車を止め
マンション周辺を二人で確認。


少し薄暗くなってきたものの、
通り自体の外灯もポツポツあって、
少し静かな住宅街の中って感じ。


スーパーやドラッグストアも
徒歩圏内にあって、
そんなに悪い雰囲気ではない様子。



あぁ、妻はこれから、
この場所で過ごす事になるのか・・・

でも、治安も悪くなさそうだし、
生活するには困らなさそうだな・・・



私は自分の至らなさで
妻が別居を選択せざるを得ない
状況に追い込んでしまったことに
すごく罪悪感を抱いていましたが、

現地を確認し、
少しだけ安心したのを覚えています。











そして、その夜、
二人で今の自宅に戻った時の事、


こんなに普通に話せていることに
感謝の気持ちが出てきたと同時に、


私の中で、
妻への想いがこみあげてきて
抑えられなくなったのです。



私 「こんなことになって、
   ほんとにごめん。」


妻 「・・・」


私 「俺がずっとお前の気持ちに
   気づこうとせずに、
   ずっと傷つけてしまった・・・」


妻 「しょうがないよ・・・」


私 「今日、別居する話がでてから、
   なんかわかんないけど、
   前みたいに、
   普通に話ができてるよね」


この時、私は目頭が熱くなってきて、
急に涙が出てきました。

そして、

私 「俺は・・・」


妻 「・・・」


私 「俺はお前の事を
   すごく大事に思ってる!

   別居なんて・・・
   なんでこんなことに
   なってしまったんやろ」


もう、私は涙が止まらなく
なっていました。


妻は泣きながら、

妻 「もう、こうするしかなかったんよ」



TVもつけていない
音のないリビングで、

私たち夫婦は沈黙の中、
二人で泣きじゃくっています。



私 「ほんとに別居しないと
   いけないんやろか・・・
   これしかないんやろか・・・・」


妻 「もう、申し込みまでしてるから・・・」


私 「関係がおかしくなってから、
   俺はお前とちゃんとむきあって
   これなかったと思う。

   もう一回、
   チャンスをもらえないだろうか?」


妻 「私も何でこうなったのかって
   思ってる。
   だけど、明日契約をすることに
   なってるから。」


私 「もう一回、
   ちゃんと向き合わせてもらう
   チャンスがほしいっ!」


妻 「・・・」


しばらく沈黙が続きます。



妻 「じゃあ、新居の契約どうする?」


私 「えっ?
   前向きに考えてくれるっとこと?」


妻 「前向きにっていうか、
   ちゃんと向き合った方がいいかな、
   って気もしてきたから・・・」


その言葉を聞いた私は、
身体の奥底から喜びが湧いてきて、
今なら何でもできそう!

という気分になっていました。


妻 「どっちにしても、
   もう、契約だけはしないと
   いけないだろうから、
   一旦契約して、解約かしら?」


私 「契約の問題は、
   俺が不動産屋さんに頭を下げて
   ちゃんと話をするようにするから!」




なんと、なんとなんと!
夫婦関係がこじれてしまってから、

初めて本気で妻と向き合った結果、
妻とも普通に話せるほどに
なっていました。



そして、私たち夫婦は、
それまで一切お互どんな状況なのかを
伝えていませんでしたが、

今、どんな状況なのか、
お互いの近況を話していました。










今までにない穏やかな雰囲気。




お互い、
リビングの床に座り込み、

仕事の状況など、
久しぶりに近況の話を
していました。



そして、
私は今後の提案をしました。



私 「すぐに気持ちが戻るとかは
   難しいと思うけど、
   やっぱり二人がいいな、
   と思ってくれるとうれしい。

   でも、やっぱり一人のほうが
   絶対いい!みたいな気持ちに
   なるんだったら・・・

   残念だけど、
   別々の道を歩こう。」


妻 「うん、今は気持ちが
   わからないから、
   ちゃんと整理してみる。」



もう、奇跡が起きたかと思いました。

今まで、一切会話がなかったところから、
今後どうするか、ちゃんと向き合って
考えよう!という話しができたのです。


しかも、今までになく穏やかな二人。


私は、すぐは難しいけど、
きっと夫婦関係を改善できる!
前よりもいい関係を築けるはず!

そんな思いが溢れてきて、
飛び跳ねそうになる気持ちを押さえて
妻と話をしていたのを覚えています。



あとは、不動産屋さんに
解約の申し入れをするだけか・・・


その日はもう夜9時を回っていて、
不動産屋さんも閉まっています。


私たち夫婦は、
翌日、不動産屋さんに
話しをしに行く事になりました・・・





つづく・・・





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ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!



ふ~、思い出すだけで
胸がキューっとなってきます。


でも、とても辛かった経験が、
自分を変えるきっかけに・・・

そして、今の幸せにつながってる。



このブログには、
私の失敗談をたくさん記事にしています。

反面教師として、
きっと参考になると筈!?ですので(笑)
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