離婚体験談

第15話 アラフォーで離婚を切り出された結果


輝く未来に繋がるレール✨
夫婦円満行きの列車に乗ろう!


みなさんおはようございます!
バツイチアラフォーのてつおです。


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今回は、
離婚体験談の第15話です。



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自宅マンションで
一人寂しくお惣菜を食べた
アラフォーぼっち正月。


ほんとはもっと、
実家でみんなとワイワイ話をしたかったのに、

妻が風邪を引いた設定にしていたので、
早めに帰らざるをえない・・・




なんだこれ?


仮面夫婦っていうか、

俺だけ実家に自作自演の
仮面夫婦をしてるじゃん!


そこには、
もはや仮面夫婦ではなく、

世間体ばかり気にしている
仮面をかぶったおじさんと化した私。














でも、
今年のお正月は実家に帰ろう、
と思ったのは、

自分の中では
少し前進だったかも・・・



だって、
もう2年近く、妻が私の実家に
行っていないのに、

ちょうど正月に
またもや妻が風邪をひくなんて、
明らかにおかしいって
突っ込まれそうですが!


まあでも、
何か突っ込まれても、
まぁ、いいか・・・

そんな気になったのかもしれない・・・






その後も、
ギクシャクした状態のまま、

私たち夫婦は
特段の話し合いもせず、

春先頃までは
たまに、一緒に食事に行ったり
していましたが、


その後、
私が仕事の繁忙期で
帰りが遅くなることもあり、

夕食を一緒に食べる機会が
減ってきました。


そして、気づけば
ほとんど会話がない日々が
続いていました。









その日、
土曜出勤して帰宅した私。


 「ただいま」


 「おかえり・・・」


妻は、リビングのTVの声に
かき消されそうなか細い声で
私に返事をしました。




この土日もきっと、
妻との会話はこれだけだろうな・・・



そんな風に思っていた時、
おもむろに妻が話しかけてきました。



妻 「ねぇ・・・」


私 「ん?」


妻 「ちょっと話があるの・・・」


私 「うん・・・」


妻 「私、来週の週末で、
   このマンションを出て実家に帰る」


私 「そっか・・・
   決めたんだ・・・」


妻 「実家に帰ったら、
   離婚届けを書いて送るから、
   あなたも書いてほしい。」


私 「・・・、わかった」


妻 「ありがとう。
   もう、そうしたほうが
   いいかなと思って・・・」




今、目の前の妻から
離婚を切り出された私。



それまで私の中では、
もし、離婚という事になったら、
自分の精神がおかしくなるのでは?
と思っていました。



でも、
夏のエアコンが入った
快適なリビングで、

私は妻の言葉を、
冷静に聞いていました。



不思議と、
「離婚なんて、認めない!」

といった考えは、
微塵も出てこなかったのです。



むしろ、心のどこかで
こうなることが分かっていたかの
ような感覚でした。



今、妻と離婚について
話しをしているのに、

なぜか、夫婦関係に
亀裂が入る前の様に、

妻とゆっくり話ができそう、
ふと、そう思ったのです。



私 「この後、
   ご飯でも食べに行かない?」


妻 「うん、いこっか」



今、リアルに離婚話をしていた
夫婦とは思えないノリでした。













妻を乗せ、
近くのカフェに向かった私たち。



カランカラン・・・

扉を開くと、

「いらっしゃいませ!
 何名様ですか?」



私は手でジェスチャーをしながら、

「二人です」

と答えました。



「こちらにどうぞ」




席まで案内され、
妻と一緒にメニューを眺めます。


私 「アイスコーヒーと
   サンドイッチにしよっかな」

妻 「私はホットコーヒーと
   ハンバーガーにする」



ピンポーン


店員さんにオーダーを
お願いした後、



私 「いつ頃マンション出る予定?」


妻 「今度の15日」


私 「そうなんだ・・・
   一緒にいるのも、
   あと、二週間だね。」


妻 「そうだねー・・・」


私 「荷物はどうするの?」


妻 「今度、引越屋さんに
   見積もりに来てもらおうと思って」


私 「そっか・・・」










冷たいアイスコーヒーを
一口飲んだ後、


私 「離婚届けはどうする?」


妻 「私が先に書こうと思う。
   実家に帰ってから、
   親にもサインしてもらうから・・・」


私 「うん」


妻 「親にサインしてもらった後に、
   郵送するから、
   あなたも手続きを進めて欲しい。」


私 「わかった」


妻 「証人欄、どうする?
   あれだったら、私の両親に
   書いてもらってもいいけど・・・」



そう、婚姻届けには
証人が二人必要ですが、


離婚届けにも
同じく証人が二人必要なんです。


私 「俺も実家に帰って、
   離婚することになったって
   説明してくるから、
   証人は一人ずつにしよう」



妻 「うん、そうしよっか」



その後は、
引越をどうするかとか、

妻の通勤はどうなるのかとか、
色んな話をしました。



これから離婚しようとしてるのに、
こんなに話をするなんて、
なんだか不思議な感覚でした。









その翌日から、
妻の荷物整理が始まりました。


実家に持って帰るもの、

このマンションで
処分していくもの。



荷物って、いつの間にか
増えているんですね・・・




もう着なくなったお洋服を
リサイクルショップに
持って行ったり、



私も、妻の片づけを
手伝えるところは手伝って・・・



今まで、
いつもの場所に置いてあった
妻の荷物が、


だんだんと、
姿を消していきます・・・



私は妻の役に立てる事に
喜びを感じる一方、


マンションの中が
だんだんと整理されていく様に、

いよいよ、
一人になるんだ・・・

と、徐々に実感が
深まっていきました。




妻 「だいたい、
   荷物は整理できたみたい・・・」


私 「だいぶ片付いたね・・・」


片付けで汚れた手を
石鹸で洗いながら、


私 「いよいよ、明日だね・・・」


妻 「そうだね・・・」



明日、15日。
妻がこのマンションを出ていく。


妻と一緒にいれるのも、
もう、24時間もないのか・・・


でも、そんな実感が
あまり湧いてこなくて、

一緒に片付けをしてた日々が
まだ続きそうな気がしていました・・・




つづく・・・





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ここまでお読みいただき、
ありがとうございました!



ふ~、思い出すだけで
胸がキューっとなってきます。


でも、とても辛かった経験が、
自分を変えるきっかけに・・・

そして、今の幸せにつながってる。



このブログには、
私の失敗談をたくさん記事にしています。

反面教師として、
きっと参考になると筈!?ですので(笑)、
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