残業改善

明日から残業なくしたい!誰にでもできる残業沼からの脱出方法とは?



みなさんこんばんは。

毎日残業で家族とまともに食事もとれず、何のために仕事をしているかわからない・・・
でも、どうやって残業をなくせるかが分からず、半ばあきらめてしまっている・・・

そんなお悩みはないでしょうか?


自分はまだまだ頑張れると思っていても、この状態をほったらかしにするのは危険です。

  • 残業に明け暮れているうちに子供が成長し、相手をしてくれない年代になっていた・・・
  • 気づいたら心がガス欠気味になり、最近何をやってもやる気が起きない・・・

家族との時間も、自分自身の人生にも大きな損失となってしまう・・・そういった悲しい状態になってしまいかねません。


今回は、そんな残業まみれの生活から決別し、本来のあなたの時間を取り戻すために絶対に必要となるマインドについて書きたいと思います。

これからお伝えするマインドを持っているかどうかによって、あなたが周りに流されるのか、自分の貴重な時間を守れるのかが劇的に変わる筈です。

サクっと3分で読めますので、ぜひ最後までお読みいただき、早速明日から実践してみてください!




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結論:退社時間を宣言する!

退社時間を宣言する!


へ、何それ・・・?

と思われたあなた。


残業が当たり前になってる部署では、会社に出社した時点で何時までに今日の仕事を終わらせるのかを意識していない人が結構な確率でいます。

例えば、定時が17時だとしても、毎日20時過ぎまでみんながいるような職場では、そもそも定時が17時であるというこをと意識できていません。

要するに、「仕事が終わった時間が退社時間」となっているわけです。

だから、仕事の緊急度や重要度で残業するかどうか判断しているのではなく、自分が終わらせないとモヤモヤする業務を終わらせている、そんな人も結構多いんです。


組織においては集団意識が芽生えてしまうため、周りが残業まみれの人ばかりだと、なんとなく自分も終わらせるだけの仕事をしないといけない、そんな気になってしまうものです。

そして、その部署の人は何時になっても会社にいるとわかっているため、他部署からも常に「緊急」といいつつ緊急ではない業務が定時後に振り込まれてしまったりします。

悪循環になっていると思いませんか?


そのためにも、まずは「今日は17時で帰ります!」と上司や同僚に宣言しておくことが大事なんです。

なぜ、大事なのかについて、3つの観点から説明していきます。


その1:宣言することで自ら締切を意識できる

締切を意識しよう


何事も、あたまの中だけでモヤモヤ考えていても、いいアイデアが浮かばなかったり行動に移せないものです。

「今日は彼女とのデートがあるので、17時には帰りたいな・・・」と思っているとしたら、そのまま上司や同僚に口に出して伝えてみましょう!

自ら口にだして宣言することにより、「17時までに仕事を終わらせるにはどうしたらいいだろうか?」という思考回路にスイッチが入ります。

すると、不思議なことに、業務の緊急度・重要度に応じササっと今日のスケジュールを組み立て、人にお願いできることは頼んでみよう、という気持ちになります。


もし、宣言せずに自分のあたまの中だけで考えていると、周りの人からみたらあなたが17時で帰ろうとしているなんてわかりませんし、誰にも伝えてない分、あなた自身が自分の考えに責任をもたなくなってしまうため、「17時に仕事を終わらせる」という意識が低くなってしまうんです。

すると、今までと変わらないあなたがそこにいて、いつもどおりに自分の気分で進めたい業務から進めていき、終わった時が退社時間となってしまうわけです。


ですので、明日からは、上司や同僚、部下に対し、「今日は17時で帰ります」と伝えてみましょう。
そのうち、「今日17時で帰ります」に意識が変わっていくはずです。

もし、上司や同僚と仲が悪いなど、人間関係に難ありの職場でしたら、心を許せる人に宣言するか、誰も心を許せないのであれば、自分の手帳に手書きで「今日は17時で帰る」と宣言するのもありです。


とにかく、あたまで意識していることを、口に出すなり文字に起こすなりして見える化すると、驚くほどの力を発揮するので、是非ためしてみてください。

その2:周りの人が目が変わってくる

どんどん周りを巻き込もう



あなたの同僚から「今日は家族の用事があるので、定時で帰らないといけない」といわれたら、あなたはどうしますか?

普通の感覚であれば、なるべくその同僚が定時で帰れるように協力しようと思うのではないでしょうか?

それに「定時で帰らなければならない」と宣言している人に対しては、仕事をお願いする側からしても、業務量を考えてお願いするしかなくなります。なぜなら、中途半端で終わられても困るからです。

これは、周りを巻き込む、という観点からも非常に重要です。


あなたは周りに流される方ですか?それとも、我が道を行く方ですか?

仕事量が多く残業になりがちな人は、いろんな人から際限なく頼られてしまい、なかなか自分の仕事をすることができない、という人もいます。

一見、頼りにされているように思えますが、実は、上司の目線で見ると困った状態になっている時があります。

上司目線で本当に終わらせてほしい重要度が高く難易度の高い業務が後回しにされてしまうことがよくあるのです。


緊急でも重要でもない業務がいろんな人から振り込まれ、本当はその人がやるべきことではないことにまで手を出し、本来やるべき業務に手がついてないんです。


その結果、残業になるという悪循環に陥ります。


そうならないためにも、是非、周りの人に「今日は定時で帰る」「そのために今日は集中して業務をする」と宣言しましょう。

あなたの本気度が伝われば、無用のタイミングで雑談を振られることもチョイ用を振られることも激減するでしょう。



えっ、そんな宣言しても、「いやいや、まだ仕事が終わってないんだから、定時で帰るんじゃないよ!」ってみんなから言われてしまうよって思ったあなた、あなたのチームは残業病に侵されています。

鉄の心をもって「いやいや、今日は帰らないといけませんので!」ときっぱり言い切るか、よっぽど人間関係が悪くあなたがつぶれてしまうのであれば、世の中もっといい会社はたくさんあります。転職活動を開始しましょう。

その3:自己肯定感が高くなる

自分との約束を守る!


最近、自己肯定感を高めよう、ということを聞いたことがある人も多いと思います

残業まみれで、半ばあきらめの境地となっているチームでは、「自己肯定感」が低くなりがちです。


残業手当は管理職には出ませんが、管理職以外の一般職では残業手当が通常つきます。
ブラック企業でサービス残業まみれになっている場合は別ですが。。。


すると、自分の人生の時間を消費し、残業代を手にすることが当たり前となってしまうため、表向きは残業イヤよね~と言ってる人でも、内心思っていることが違っていたりするものです。

  • 今月は30時間くらい残業しないと、生活苦しいな・・・。そのくらい残業が付くよう仕事のペースをコントロールしよう。
  • 今やらなくてもいい仕事だけど、早く終わらせたほうが気持ちがいいし、残業代もつくから残業しよっと。
  • せっかく残業代がつくのに、なんで仕事を早く終わらせる努力が必要なんだろう。


だんだんと、そんな思考に侵されていってしまうんです。


だから、早く帰ろうと思っているのに、自分の行動が真逆のことをしてしまったりするんですね。

そうなると、自分の良心と自分の行動が乖離してしまうため、自分自身に対する不信感が生まれてきます。
そして、残業はなくならないという、あきらめと不信感の負のスパイラルに陥ってしまうのです。


あなたは、あなたの大切な人生の時間を、あなたの大切な人との最高の時間にしたいですよね?

残業沼から抜け出すのは今です!宣言するのです!


そして、自分で定時に帰ると宣言して、それを実行に移すことを繰り返していると、あなた自身にとってかなりいい効果が出てきます。

自分との約束を守る!

それを積み重ねていくことにより、あなたの自己肯定感はドンドン上がっていきます。
だまされたと思って、是非宣言してみてください。



でも、そんなことできる雰囲気の会社じゃないよ・・・、鉄の心も折れてしまうようなヤバイ会社の場合は、さっさと転職活動をして、新しいフィールドを探したほうが得策です。

それに転職サイトに登録すると、自分自身の棚卸にもなり意識が変わります。
以前、私自身も転職サイトに登録したことがありますが、自分自身を振り返ったり職務経歴のたな卸しをしたりと新たな発見がありました。転職する気がなくても、やってみる価値はありますよ!


まとめ:周りを巻き込み好循環を生み出そう

小さな芽を育てよう


自分の想いを宣言する

一見簡単そうで、どうしても周りの目が気になり、いざ宣言しようとしても難しいものです。


効率的に仕事をして、成果を出しながら定時上がりを目指したい。

きっとあなたもそのように思っているはずです。


何事も、思っているだけ行動に移すのは難しいものです。

「今日は定時で上がります」と是非まわりに宣言してみましょう!
それだけで、あなたの思考が切り替わり、ノー残業脳の変わっていきます。

もし、宣言するのが難しすぎる場合は、手帳やノートに思いを書きましょう!
頭の中をアウトプットするだけで、思考が変わってくるはずです。




残業沼から抜け出したいというあなた、今からすぐ行動しましょう。
周りに、自分に「定時で帰る」と宣言してるのです!



それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。


なお、今回深掘りしませんでしたが、有名な7つの習慣にある「最優先事項を優先する」にでてくる時間管理のマトリックスを使って、日中にいかに集中して業務をするか、ということにも今後触れていきたいと思います。

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